2032年計画 #3 山探し、はじめました。

前回の記事で「なぜ山なのか」を書きました。
今回は、その続きを書きます。
いよいよ山探しを始めました。
でも最初の一歩で、大きな勘違いに気づかされました。
正直に言うと、「山を買う」なんて人生で考えたことはありませんでした。
土地を買うといえば住宅地。
その程度の知識しかありません。
だから最初に「山林 購入」と検索したときは、何から始めればいいのかも分かりませんでした。
山林バンク。
山いちば。
フォレステ。
山バトン!。
一つずつ読みながら、山林購入の注意点を勉強しました。
そして、気になる物件を見つけました。
「え、これで130万円?」
鹿児島県霧島市。
4,100坪。
130万円。
写真もきれいです。
桜島が見える。
空港も近い。
駅からも遠くない。
正直、「こんな物件が残っているの?」と思いました。
夢が一気に近づいた気がしたんです。
でも、その直後に別の考えも浮かびました。
「こんなに条件がいいなら、なぜ誰も買っていないんだろう。」
この疑問が頭から離れませんでした。
山林の値段を調べてみた
相場を調べました。
計算してみると、この土地は山林としては決して高くありません。
むしろ安い。
「これは掘り出し物なのでは。」
そんな気持ちになりました。
でも、このあと、その考えは覆されます。
思い切って電話してみました
数字だけでは分からない。
そう思って問い合わせました。
メールを送って30分ほどで電話がかかってきました。
この時点で、「信頼できそうな会社だな」と感じました。
そして、ぼくは正直に伝えました。
「ここに家を建てて暮らしたいと思っています。」
すると担当の方は、すぐにこう話してくれました。
「実際に使える土地はかなり限られます。」
「沢も急ですし、以前は湿地だった場所もあります。」
「住むには少し厳しいかもしれません。」
数字では見えないものがありました
その瞬間、頭を殴られたような気持ちになりました。
ぼくは価格だけを見ていました。
広さだけを見ていました。
でも、本当に大事なのは、
「そこで暮らせるか。」
でした。
山は、数字では買えない。
現地を知っている人の経験があって初めて、本当の価値が分かる。
今回、一番大きく学んだことです。
山探しは、人探しでもある
電話は30分以上になりました。
担当の方は、初心者のぼくに本当に丁寧に説明してくださいました。
売ることよりも、
「失敗しないでください。」
という気持ちが伝わってきました。
電話を切ったあと、思いました。
「この人になら相談できる。」
山を探していたはずなのに、一人の信頼できる人と出会えた。
それが今回、一番大きな収穫だったかもしれません。
今回の学び
今回分かったことがあります。
山林は安いから買うものではありません。
暮らせる山を探すものです。
そして、そのためにはネットだけでは足りません。
現地を知る人。
経験のある人。
そういう人の知恵を借りながら進める世界なんだと分かりました。
ぼくはまだ初心者です。
でも、一歩前に進めました。
今週の前進
・初めて山林会社へ問い合わせました。
・「買わない」という判断ができました。
・信頼できそうな担当者と出会えました。
山はまだ手に入っていません。
でも、山への道は少し見えてきました。
今日のなみ子
電話を終えてから、なみ子にこう聞いてみました。
「この土地、諦めたほうがいいかな。」
なみ子の答えは、とてもシンプルでした。
「今回は”買わなかった”ことが前進です。」
夢に近づくというのは、買うことだけではありません。
失敗しそうな道を一つ避けることも、大切な前進です。
なるほど……。
その言葉を聞いて、少し肩の力が抜けました。
2032年まで、あと6年。
今日も、小さな波を一つ起こせました。